お知らせ

週報No.430-2019年2月17日(年間第6主日)

2019年02月16日

1.四旬節黙想会のお知らせ

四旬節の黙想会を3月17日(日)、大塚直義司教様(京都教区長)のご指導のもとに開催します。日程は第1講話11時30分~12時30分、第2講話及び聖体賛美式13時30分~15時を予定しています。昼食は各自ご用意ください。皆さまのご参加をお待ちしています。 

2.洗礼志願式のお知らせ

3月10日(四旬節第1主日)、10時ミサで洗礼志願式を行ないます。復活祭に洗礼を希望される方は各講座の責任者にお申し出ください。洗礼志願式には代父母の方の出席もお願いします。

3.灰の水曜日のための枝の回収について

今年の灰の水曜日は3月6日です。昨年の枝の主日にお配りした枝の回収を3月3日(日)まで行ないます。回収箱が大聖堂とエントランスホールに置いてありますので、よろしくお願いいたします。

4.司祭人事について

2月1日に教区司祭の第2次人事異動が発表され、関口教会助任司祭にラニエル・ベルドス神父様(語学研修中)が発令されました。(4月21日付) 

5.信徒総会報告

1月27日(日)に定期信徒総会が開催され、2019年度年間予定、2018年度決算及び2019年度予算が承認されました。また、次期運営委員長について、選挙人による選挙で信任された小池四郎氏が承認されました。(就任4月21日)

 

2月17日の予定

信仰講座(三田助祭、11時30分、教理室6)
 
入門講座(Sr.松村、10時ミサ後、集会室2)
 
教会学校(10時ミサ後、教理室1、2)
 
聖歌隊練習(9時15分、中会議室)
 
福祉部会(10時ミサ後、集会室1)
 
聖体奉仕者の会(13時30分、集会室2)
 
北・文京宣教協力体協議会(15時30分、赤羽教会)

2月24日の予定

信仰講座(三田助祭、11時30分、教理室6)
 
教会学校(10時ミサ後、教理室4)
 
聖歌隊練習(10時ミサ後、大聖堂&中会議室)
 
アデステ(10時ミサ後、小会議室)

その他の予定

初金ミサ(3月1日、10時、地下聖堂)
 
 

司祭短信 88

私の手元に、私の司祭叙階式に来てくださった方々に配ったカードが100枚あまり残っています。いつか処分しなくちゃと思いながら、処分しきれなく、ずるずると持ち歩いているものの一つです。1976年11月3日の日付と「いつも喜びにあふれていなさい、いつも祈りに励みなさい、どんなことがあっても感謝を忘れないように」という聖句が印刷されています。この聖句は、テサロニケの信徒への第一の手紙5章16節を自分なりに訳し変えたものです。

何しろ、43年も前のことですので、どうしてこのように訳したのかよくわかりません。しかし、一生の道しるべとして「これでやって行こう」という気持ちだけは伝わってきます。叙階は33歳の時です。先々週、同級生の司祭が入院しているところにお見舞いに行ってきました。話が神学校時代の思い出話になった時、「西川さんはいつも庭や、林の中にいて、草を刈ったり、枝を払ったりしていたねー」と言われました。誰もいないようなところから、にゅっと姿を現したのを覚えているよとも言ってくれました。

当時の神学校は、武蔵野の面影が残っていて、大きな樹々や柘植の木のような、いつも手を入れていなければならないような木も沢山あって、一日中、庭にいても困らないような環境でした。神学校では、役割分担があって、〇〇係が決まっており、一年ごとに変わっていました。しかし私はいつも敷地管理係でした。つまり、草刈りと木々の刈り込みでした。

同級生の助けを借りて、なんとか学業もこなして司祭にしていただきました。最初の任地、高円寺教会では、庭の大きなけやきの木に登っていて落下し、何日か入院しました。幾つかの教会で修行した後、千葉県房総半島の館山教会に派遣され、8年ほどいました。私の第2の故郷です。海辺でしたので、子供達に混じって釣りを覚えました。海釣りと、池での鮒釣りの両方です。凝り性ですので、勧められるままに、小型船舶の免許を取り、無い金を工面して5万円ほどで船を買い、朝晩、館山湾で釣りをしていました。いつの間にか、司祭館に50本余りの竿が揃い、季節と魚種に必要な仕掛けも揃っていました。

館山を去る時、全てを処分して都内に移りました。しかし、どうしても捨てがたい釣り具があり、いつかまた、釣りを楽しむためにと思って持って歩いていました。しかし、幾つかの教会を担当するたびに、あれを捨てこれを捨てしているうちに釣りに関するものは全てを処分するはめになりました。ところが、一本だけ、釣竿が残っていました。川でも池でも使える鮒釣り用の竿です。長さは40センチですが伸ばしたら4メートルほどになるカーボン製の竿です。いつかチャンスがあったらという未練の塊のような竿です。でも、これも捨てて行こうと思っています。あまりいいものではありませんし買ってから30年も経っていますのでちゃんと使えるかどうかわかりません。もしよかったら、どなたか、もらってやってください。

別に引っ越しの準備を始めているわけではありません。四旬節、聖週間、復活祭と全力を注がなければならいことが山積しています。引っ越しはそれらが全部終わってから、つまり復活祭後に考えることです。若い司祭たちと違って、何度も経験していることなので、心配はしていません。「飛ぶ鳥」ほどはできませんが、なるべく、迷惑をかけないようにと、心を引き締めています。

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ー2024年度の講座案内についてはしばらくお待ちくださいー