お知らせ

週報No.376-2018年2月4日(年間第5主日)

2018年02月03日

1.信徒総会報告

1月28日(日)に定期信徒総会が開催され2018年度年間予定、2017年度決算・2018年度予算が承認されました。資料は教会事務室に置いてありますので、必要な方はお持ちください。なお、次期運営委員長については候補者が選出できていないことから今後の取り扱いを次期運営委員会に一任しました。

2.古郡神父の予定について

古郡神父様は巡礼参加のため2月5日(月)から8日(木)まで不在となります。2月8日の講座は休講です。

3.サル・テッレ会新年会のお知らせ

本日の10時ミサ後、サル・テッレ会の新年会を集会室1で開きます。ハガキ、その他で申し込まれた方はご参加ください。

4.イースター実行委員募集のご案内

今年の復活祭は4月1日(日)です。イースターパーティーやイースターのお祝いプレゼント等の企画立案、実行の中心としてお手伝いして下さるメンバーを募集いたします。素晴らしいご復活

祭となるよう一緒に考えていきましょう。教会事務室レターケースの募集チラシをご参照下さい。
(担当運営委員 竹内和幸)

5.灰の水曜日のための枝の回収について

今年の灰の水曜日は2月14日です。昨年の枝の主日にお配りした「枝」の回収を2月11日(日)12:00まで行います。大聖堂とエントランスホールに回収箱を置きますので、よろしくお願いいたし

ます。 

6.救命講習会の開催について

下記により救命講習会を開催します。緊急時の救命について学びたい方は是非.ご参加ください。

申込書は教会事務室にあります。 

  • 日時:2月25日(日)13時~16時、場所:中会議室、
  • 内容:心肺蘇生法、AEDの使用方法、異物除去法、止血法など、
  • 講師:消防署救急係、費用:教材費1,400円、
  • その他:講習修了者には後日3年間有効の技能認定証が発行されます。

(救護支援チーム)

 

 

2月4日の予定

マリア会新年会(10時ミサ後、中会議室)

サル・テッレ会新年会(10時ミサ後、集会室1)
 
聖体奉仕者の会(13時30分、集会室1)
 
入門講座(Sr.品川、11時15分、集会室2)
 
アルファコース(三田助祭、12時、教理室6)

 
2月11日の予定

運営委員会(13時、2F会議室)

イースター実行委員会(10時ミサ後、集会室1)

アデステ(10時ミサ後、小会議室)
 
教会学校(10時ミサ後、教理室3、4)
 
入門講座(Sr.品川、11時15分、集会室2)
 
アルファコース(三田助祭、12時、教理室6)

 
その他の予定

東京教区中高生のつどい(2月4日(日)、関口会館)

オルガンメディテーション(2月9日(金)、19時、大聖堂)
 
典礼部会(2月10日(土)、11時、集会室1)

 

司祭短信34

今年は明治150年にあたる年として、それにちなんだ行事が計画され、テレビでもそれらしい番組やドラマが始まっているようです。東京堂出版の「日本史年表」をめくってみると、1867年(慶応3年)の9月14日、将軍徳川慶喜が大政奉還を願い、12月9日に朝廷が王政復古を宣言(王政復古の大号令)し、翌1968年1月15日、新政府が、王政復古の国書を各国に手渡しています。明治新政府の誕生であり明治維新の始まりです。

この年は、伝統的な暦で言えば戊辰(ぼしん)にあたります。そしてこの年の初めから翌年まで、旧幕府軍(東軍)と新政府軍(西軍)の間で壮絶な戦争が繰り広げられ、何千という死者を出したのです。戦争は「錦の御旗」を掲げ近代的な戦力を持つ西軍の勝利で終わりました。いわゆる戊辰戦争です。明治150年の裏には、戊辰150年があるのです。

私は以前から明治維新以後の歴史に関心を持っていました。今の日本を見て行く時に、この間の歴史を見ないでは理解ができないと思っていたからです。そして、戊辰戦争に興味を持つようになったのは、東日本大震災で深い傷を負って苦しんでいる福島に深く目を注ぐようになったからです。福島に行って、荒れ果てた農地や空き家を目の前に佇(立たず)んでいると、「なぜ、こんなことになるのか」という怒りが足の底から湧いてきます。

東京に送る電気を作る原子力発電所が津波に埋没し、手のつけられないような状態になったまま、今も、莫大な費用と人力を浪費し続けています。福島の方々の多くは、もとどおりの土地にしていただきたいと、素朴に思っています。復興というのは、何はともあれ、もとどおりにして欲しいということなのです。その原発が福島に作られてゆくことと戊辰戦争には、見えない糸が絡まっているのです。その糸をほぐしてゆくためには、戊辰150年史を紐解いて行かなければなりません。

福島で発行されている地方紙「福島民報」は、見えにくい糸を紐解くヒントを与えてくれます。興味を持って読んでいます。いわゆる全国紙では読めない記事がちらりちらりと出てきます。そして、いい本が出ていることも教えてくれます。早速取り寄せて読みます。つい最近の本では、白川悠紀さんの「白河大戦争」が秀逸でした。「戊辰戦争150年記念」と帯に印刷されています。東軍が西軍にめちゃくちゃに負けてゆく様子が描かれています。

大げさなことを言ってはなりませんが、戊辰戦争を知らずに、明治150年を語るなかれと言いたいです。タペストリーの裏を見ると、それを編んだ人の労苦がわかるといいます。人の労苦をたどること、そこに歴史を知るヒントがあると思っています。

 

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ー2024年度の講座案内についてはしばらくお待ちくださいー