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せきぐち – 2014年11月号
2014年11月26日
せきぐちフォトニュース
町田先生離任・三澤先生着任
1993年から21年にわたり関口教会日曜日のミサの指揮を務められた町田治先生が、王であるキリストの祭日(11月23日)をもって離任され、新国立劇場合唱団の指揮者である三澤洋史先生が着任されます。町田先生、長い間ありがとうございました。三澤先生、よろしくお願いします。
教会の仕事を一人の人が長くやりすぎるのは、あまりよいことではないと思っています。その人のカラーが出て、それが当たり前になってしまいます。最初に関口教会で指揮の奉仕をさせていただくときに、当時の門馬神父様からもそう言われました。前任の新垣先生も20年で退かれておられますので、それを一つの区切りとしました。カテドラルはいろいろな方が訪れる教会です。自分たちだけが歌うのではなく、宣教につながるということを意識して、関口教会の使命を誇りに思い、歌によって典礼を生き生きとささげていただきたく願っています。(町田先生談)
ミサの中で司祭が「聖霊の交わりが皆さんとともに」というと、会衆は、「また、司祭とともに」と応答します。わたしたちの中にも入っている聖霊が、司祭の魂とお互いの間でミサの中で交わるのです。魂の交わりがミサの中にはあります。歌は、その魂を高めます。典礼の中での歌の大事さはそこにあるのではないでしょうか。山本神父様が歌ミサをし、それを大切にしていることに感銘を受けました。聖歌隊を中心に、皆さんがミサの典礼の歌をよりよく歌うことができるように練習していきたいと思います。(三澤先生談)
岩橋淳一神父様帰天
2001年から4年間、関口教会主任司祭を務められたペトロ岩橋淳一神父様が、10月24日に急性肺炎のため帰天されました(享年74歳)。
阿部泰久さん(元運営委員長)は、アイディアマンであった神父様のことが懐かしく思い出されると語ってくれました。2003年のクリスマスには、クリスマスウィークの実施、式次第と聖歌の統合パンフレット作成、イルミネーションの設置、コンサートの試みなど、神父様によるさまざまな提案が実行されました。
つねに精力的であった岩橋神父様、どうぞ神様のみもとで安らかにお休みください。
岩橋神父様の略歴
- 1940年3月21日 長崎県長崎市に生まれる
- 1946年4月20日 受洗
- 1968年6月23日 司祭叙階
- 1969年4月~1973年3月 洗足教会、高円寺教会助任司祭
- 1973年4月~1979年3月 関町教会主任司祭
- 1979年4月~1984年3月 高輪教会主任司祭
- 1984年4月~1994年3月 カトリック中央協議会事務局長
- 1995年4月~2001年3月 立川教会主任司祭
- 2001年4月~2005年3月 関口教会主任司祭
- 2005年4月~2006年3月 ロス・アンジェルス教区・日系人共同体司牧
- 2006年4月~2010年12月 上野教会主任司祭
- 2011年1月~ 教区本部付(療養)
また上記の間、清泉女子大学、東京純心女子大学、田園調布雙葉学園、雙葉学園、聖心女子学院、光塩女子学院、白百合女子大学等にて教鞭を執る。
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