お知らせ

2014年10月オルガンメディテーション

2014年09月20日

オルガンメディテーション – 晩の祈りとオルガン音楽による瞑想
祈りのテーマ「みははマリア」

東京カテドラル関口教会・オルガンメディテーション - 晩の祈りとオルガン音楽による瞑想

カトリック教会はロザリオの祈りを大切にし、特に10月をロザリオの月としています。ロザリオの祈りの中心は、繰り返しアヴェ・マリアの祈りを唱えることです。そして、このアヴェ・マリアの祈りは、わたしたちのために祈ってくださいという聖母マリアへの願いで結ばれます。今も教会の一員として天上の教会で、キリストの一番近くでわたしたちのために祈っていてくださる聖母マリアに全幅の信頼を寄せて、祈ってくださいとお願いしているのです。

「みははマリア」という美しい旋律のカトリック聖歌があります。69年前の長崎、カトリックのシスターたちが、被爆の苦しみの中で、励まし合い、祈りを込めてこの聖歌を歌いながら息を引き取っていったと伝えられています。

今回のオルガン音楽と瞑想のひとときが、時代を越えて今も受け継がれている聖母マリアへの信頼の心を味わうひとときとなりますように。

 

日時・場所等

東京カテドラル関口教会・オルガンメディテーション - 晩の祈りとオルガン音楽による瞑想

日時

2014年10月10日(金) 19:00~19:45

場所

カトリック東京カテドラル関口教会 
聖マリア大聖堂

入場料

無料 (オルガン維持のため、ご献金をいただければ幸いです)

演奏プログラム

前奏

  • パブロ・ブルーナ (1611-1679):Pablo Bruna
    第2旋法のティエント・デ・ファルサス : Tiento de falsas de segundo tono
  • フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654): Francisco Correa de Arauxo
    「聖母マリアの無原罪の御宿り」による3つのグローサ:Tres glosas sobre el Canto y Llano de la Inmaculada Concepción
    第5旋法のティエント : Tiento de quinto tono

後奏

  • ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):Nicolas de Grigny
    賛歌「アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星)」より
     テノール声部の定旋律による5声のプラン・ジュ/4声のフーガ
     : Plain chant en taille a 5 – Fugue a 4
     extrait “Ave maris stella”
  • ゲオルグ・ムファット(1653-1704):Georg Muffat
    トッカータ 第2番 : Toccata secunda
  • パブロ・ブルーナ(1611-1679):Pablo Bruna
    聖母マリアのリタニア(連祷)による第2旋法のティエント
     : Tiento de segundo tono sobre la letanía de la virgin

  

オルガン演奏者プロフィール

小島 弥寧子  – Mineko Kojima

玉川大学芸術学科オルガン専攻卒業。武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程修了。フェリス女学院大学ディプロマコース修了。大学院在学中福井直秋賞受賞。フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、スイス、アメリカなど各地のマスタークラスに参加。 2003年度横浜みなとみらいホール・オルガニスト・インターンシップ修了。 国内及びヨーロッパ、アメリカ各地でソロ、アンサンブル、オーケストラや吹奏楽団との共演、また近年では委嘱作品の初演などを行っている。オルガンコンサートの企画、コーディネートにも力を注いでいる。

これまでにオルガンを富永哲郎、伊藤繁、酒井多賀志、藤枝照久、早島万紀子、三浦はつみ、武久源造各氏に、スペインのオルガン音楽をA.セア・ガラン氏に師事。 現在築地本願寺副オルガニスト、武蔵野大学非常勤講師。明福寺ルンビニー学園オルガニスト及びオルガン教室講師。 日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。

築地のお寺でパイプオルガン http://blog.engi-project.net/pipe/

 

 

 

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