お知らせ

2014年4月オルガンメディテーション

2014年03月29日

オルガンメディテーション – 晩の祈りとオルガン音楽による瞑想
祈りのテーマ「信仰の神秘」

東京カテドラル関口教会・オルガンメディテーション - 晩の祈りとオルガン音楽による瞑想

本を読んだり、えらい人の話を聞いたりしてわかってくる真理も世の中にはたくさんあるでしょうが、人生には、信じて生き抜かないかぎり決してものにできない真理もあるのです。キリスト教のメッセージの核心「復活」こそ、まさにそうなのです。信仰の土台でありながら、一方、復活は私たちにとって謎でもあり続けます。自らの死をいまだ体験していない私たちには、その死に打ち勝つということ、すなわち「復活」を理解することができません。理解への道はただ一つ、信じて生き抜くことにあると思います。キリスト者が復活を信じたのも、その理屈っぽい説明を聞いたからではなく、信じて生き抜いた人の証しが真実であると確信したからではないでしょうか。今回のオルガンメディテーションが、信仰の神秘に思いをはせるひとときとなりますように。

日時・場所等

東京カテドラル関口教会・オルガンメディテーション - 晩の祈りとオルガン音楽による瞑想

日時

2014 年 4 月 11 日(金) 19:00~19:45

場所

カトリック東京カテドラル関口教会 
聖マリア大聖堂

入場料

無料 (オルガン維持のため、ご献金をいただければ幸いです)

演奏プログラム

前奏

  • ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):Girolamo Frescobaldi
    聖母のミサのトッカータとリチェルカーレ(「音楽の花束」より)
    聖歌唱:池田光子(ソプラノ)
    :Toccata et Recercar avanti la Messa della Madonna dei Fioli musicali
  • ニコラウス・ブルーンス(1665-1697) :Nicolas Bruhns
    プレリューディウム ホ短調:Praeludium in e

 

後奏

  • マックス・レーガー (1873-1916): Max Regerコラール「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」による幻想曲:Phantasie über den Choral “Wachet auf ! ruft uns die Stimme”

オルガン演奏者:池田 泉 Izumi Ikeda

プロフィール:

東京芸術大学オルガン科、同大学院修了。在学中安宅賞。DAAD給費留学生としてドイツ・ハンブルク音楽大学に留学。オルガンをハインツ・ヴンダーリヒをはじめ酒井多賀志、秋元道雄、アンリエット・ピュイグ=ロジェの各氏に、チェンバロを山田貢、鈴木雅明に師事。
東京芸術大学をはじめ、青山学院、福岡女学院で教鞭を執った後、1998年より大オルガンを有するホテル日航福岡ミュージックディレクターとしてまさに「カントール」というべき内容の演奏活動を展開。オルガンのみならずコレギウム・プリエール合唱団&合奏団を率いても演奏活動を行う。2000年、2003年とCDをリリース。近年、毎年ヨーロッパツアーを展開、パリ・ノートルダム大聖堂をはじめハンブルク、ブレーメン、リューベック、トゥールーズ、ケーテン、ヴィッテンベルク、ナウムブルク、シュヴェリンなど、各地の大聖堂・主要教会でのコリサイタルは高い評価を受ける。また、論文などの執筆活動にも力を入れ、ドイツ・ロマンティックオルガンの研究者としての評価も高い。また、教育家としても、多くの新進オルガニストを発掘・育成の実績があり、福岡での公開レッスンには多くの若手オルガニストが参加している。
日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員、日本キリスト教団福岡中部教会オルガニスト、福岡女子短期大学非常勤講師。

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