お知らせ

イエス故郷に帰る

2015年07月04日

三田助祭

マルコ6:1−6

ナザレの住民たちは、イエスが急に、やもめの母親を置き去りにして消えてしまったことを知っています。なんて親不孝な息子だろう。住民たちはイエスの教えを聞いて戸惑います。親不孝の大工の子だという先入観が先に来てしまいます。イエスの深い教えはどこから来たのか?

イエスはご自分の使命を学ぶ必要がありました。祈りの中で御父から荒れ野に導かれます。そこでイエスの使命と御父の愛を教えられました。イエスと共におられた御父は旧約の御父と全く違いました。イエスは御父の愛を祈りで教えておられます。「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。」御父の愛を人間の愛で示そうとすると、「子が母のお腹の中に宿ったとき、母が子を思う愛よりも強烈な愛」としか言いようがありません。

イエスの奇跡物語はよく「あなたの信仰があなたを救った」で終わります。奇跡を行うには救われた人の信仰が不可欠です。ナザレの不信仰な人々の前では奇跡は行えませんでした。

今の世界状況は奇跡が必要です。先進国が作り上げてしまったテロリストが核兵器を持つのも時間の問題だと私は思います。わたしたちは信仰を持って心の底から世界中の平和を願う必要があります。わたしたちが願う奇跡をイエスはおできになるでしょうか。

 

三田一郎 助祭