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十字架称賛

2014年09月13日

三田助祭

ヨハネ3:13-17、民数記21:4-9

モーセに導かれてエジプトを脱出した民はモーセに文句ばかり言っています。

あなたはこの民を第三者の立場から見ていませんか。わたしはこの民に怒りを感じたこともあります。ある日気付きました。わたしは神の立場で読んでいる。わたしは自分も同じような罪を犯していると反省しました。そして自分の心の中を虫めがねで見てみました。そしたらイギリスの有名な作家が言った通りでした。

「生まれて初めて、私は真剣に実際的な目的を持って自分自身を吟味してみた。それを見てぞっとした。私の内側にあらゆる欲望が群がり、野望が渦巻き、恐れが蔓延し、憎悪がはびこっているのがわかったのだ。私の名こそレギオン(無数の悪魔の群れ)だったのだ。C.S.LEWIS」 わたしの心はモーセの民の心よりも汚れていました。

人間の心の中はモーセの時代とあまり変わっていません。わたしたちもイエスに導かれてこの地上から天国へと旅をしています。蛇が民をかんで殺したように、悪魔はわたしたちを誘惑し、傲慢、嫉妬、姦淫、富への執着などの罪に陥れ、C.S.Lewisが言うような心の持ち主にしてしまいます。このような心を父と子と聖霊の神は最も嫌われます。この罪は神から離れる死に値します。キリストの業はこの汚れた心をご自分の死で贖ってくださることです。わたしたちの救いは、イエスが十字架に上げられる以外ないのです。今日は十字架称賛の祝日。イエスによる十字架での贖いに感謝しましょう。

 

三田一郎 助祭