お知らせ

祈りを教えてください

2013年07月27日

山本神父

年間第11主日

洗礼者ヨハネは自分のつくった祈りを弟子たちに教えていたらしい。「ヨハネが弟子たちに教えたように、私たちにも祈りを教えてください」という言い方からそう推察される。イエスの弟子たちは、まだイエスのつくった祈りを教えてもらっていない。自分たちはまだ弟子として認めてもらえないのか、という思いがぶつけられているとも考えられる。

そうして教えてもらった「主の祈り」は、キリストの弟子であることの証拠であると言えよう。逆の言い方をすれば、主の祈りを知らない人はキリストの弟子ではない。さらに言えば、主の祈りを知らない人は、信者ではない。だから、キリスト教会は二千年たった今も、数ある祈りの中で主の祈りを第一の祈りとして大切にし、暗記するのは当然としているのだ。

山本量太郎神父