お知らせ
週報No.386-2018年4月15日(復活節第3主日)
2018年04月14日
1.堅信準備講座のご案内
東京教区の合同堅信式が5月20日(日)、聖霊降臨の主日に大聖堂で行われます。堅信を希望される方(中学生以上)は、次の堅信準備講座に必ずご参加ください。
1回目4月8日(日)、2回目4月15日(日)、3回目5月6日(日)、何れも10時ミサ後、中会議室にて。
2.初聖体準備クラスのご案内
「キリストの聖体」の日曜日(6月3日)に子供たちの初聖体を行います。初聖体準備クラスを本日、4月15日(日)から開始いたしますので、申し込まれた方はご参加ください。(10時ミサ後、教理室7)
3.教会学校からのお知らせ
教会学校の始業式を本日、4月15日(日)、10時ミサ後、集会室1で行いますので参加される方はお集りください。
4.2018年度の講座のご案内
本年度の講座案内が教会事務室にありますので、必要な方はお持ちください。各講座は本日より順次開講します。
5.ルイス真境名神父様の歓迎会の開催について
助任司祭として着任されたルイス真境名神父様の歓迎会を4月22日(日)、10時ミサ後、中会議室で行いますので皆さまご参加ください。
6.ディリの会からのお知らせ
先日は東ティモールの子供達の教育支援にご協力いただきありがとうございました。お蔭様で、61,190円を聖イグナチオ学院に献金させていただきます。
7.運営委員の交替について
復活の主日から運営委員長及び運営委員4名が交替しました。新しい運営委員会の体制は次のとおりとなりますので、よろしくお願いいたします。(敬称略)
- 運営委員長代行:田宮悠紀子(財務)
- 運営委員:高橋真由美(総務、新任)、橋本裕規子(典礼)、佐藤恵美子(広報)、北條智江子(福祉)、林謙二(文京)、今井田道子(新宿、新任)、南部征枝(豊島、新任)、和田智路(クロス、新任)
4月15日の予定
堅信準備講座➁(10時ミサ後、中会議室)
初聖体準備クラス(10時ミサ後、教理室7)
入門講座(Sr.松村、10時ミサ後、集会室2)
教会学校(始業式、10時ミサ後、集会室1)
神と科学(三田助祭、11時30分、教理室6)
聖歌隊ミーティング(10時ミサ後、教理室1、2)
聖体奉仕者の会(13時、集会室1)
4月22日の予定
世界召命祈願の日
ルイス真境名神父様歓迎会(10時ミサ後、中会議室)
初聖体準備クラス(10時ミサ後、教理室7)
入門講座(Sr. 松村、10時ミサ後、集会室2)
教会学校(10時ミサ後、教理室3、4)
神と科学(三田助祭、11時30分、教理室6)
アデステ(10時ミサ後、小会議室)
その他の予定
世界召命祈願の日ミサ(4月22日(日)、14時30分、大聖堂)
司祭短信44
先週は、火曜日、水曜日と二つの中学校の修学旅行生をカテドラルにお迎えして、小さなお手伝いをさせていただきました。偶然とはいえ不思議なことに、二つとも岩手県からのお客さんでした。修学旅行の時期なのでしょうが、この時期に、似たようなお客さんをお迎えしています。
目的は、カテドラル見学と、合唱です。つまり、カテドラルを会場に合唱の発表会をするということです。そしてそれを録音して動画にしたり、CDにして卒業記念品の一つにするというわけです。
その学校は、火曜日が矢巾北中学校であり、水曜日が野田中学校でした。矢巾北中は盛岡市の少し南にあり、野田中は太平洋に面した久慈市の南にあります。二つの中学校はそれぞれ特徴を持っています。
野田中は、街が海岸に面しているので、7年前に発生した東日本大震災の津波被害にあい、学校は高台にあったので無事でしたが、37名の死者を出し、生徒たちも、その恐ろしさを身にしみて感じています。まだ小学生だったけど、思い出すだけで寒気がすると言っていました。合唱のテーマは、まだ癒されていない被災者への想いやり、震災で得た教訓の確認でした。オラトリオ風の合唱の中に、「てんでんこ」という言葉が出てきていました。その意味は、震災が起きたら、自分に身を守るために、めいめいがそれぞれの方法で逃げるということです。それは自分だけ助かることを目的にするということではなく、力を合わせて震災の被害を最小限度に止めようという合言葉でもあります。今回の大震災で得た教訓は、人の温かさを味わったことと、今度は自分たちが人を暖かくさせる番だということでした。そのことを、中学生たちが、声高らかに歌い、叫ぶ声には心が震えるほどの感動を覚えました。
一方、矢巾北中は、全国的合唱コンクールで賞を取るくらいの実力校で、一貫して、高田三郎氏の曲を歌ってきています。今回も、典礼聖歌「呼ばれています」をプログラムに組んできました。この曲は、私が神学校にいた時、高田さんが作曲され、神学生に歌わせた曲なので、合唱を聞いていて、涙が出るのを止めることができませんでした。144名がありったけの声で歌うのですから、カテドラルそのものがうなり声を響かせているような感じです。その迫力に、涙どころか、体そのものが震えるような感じでした。やはり、高田曲は偉大です。
パイプオルガンは両校共、青田典子さんでした。伴奏だけではなく、要望に応じて、おなじみのバッハ曲を弾いてくださいましたが、日本一の折り紙がつくオルガンで、一流奏者の青田さんが奏でるバッハは子供達の心を打ったようです。拍手がしばらく続きました。いい思い出になったと思います。
この二校だけではなく、まだいくつかの学校が、修学旅行の中のスケジュールに、このカテドラル訪問を組んでくださっています。本物のパイプオルガンを維持して行くのは大変なことですが、こんな形で、将来ある子供達の思い出になり、話の種にしてくれるなら、それはそれでいいのかなと思いました。
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