お知らせ
せきぐち – 2012年3-4月号
2012年05月24日
2012年3月11日・関口教会祈りの日…
東日本大震災から1年を迎える3月11日(日)関口教会は祈りのうちに犠牲者の追悼と被災地の復興を願いました。
10時のミサで犠牲者の追悼と被災地の復興を祈る
「人生でだれもが味わう苦しみの意味をともにすることから、十字架の意味が理解できるのでは…。東日本大震災一周年を迎え、多くの亡くなられた方々のために祈り、被災された方々のために支援活動を行いたいと強く願っております。」と語る岡田大司教様。
東日本大震災復興祈念コンサート
開場前に目白通り側まで並んだ多くの来場者
全員で「いつくしみふかき」の合唱の後、震災発生時の14時46分には鐘の音とともに一同で黙祷をささげました。
「はじめに合唱した讃美歌は、イエス・キリストは私たちの友達であるということが前提になっています。
友達のためにイエスは命を捧げられたのです。1年前に天国に召された友達のために、また、被災地で今も頑張っている友達の友達のために、友達が友達を呼んで、ここにこのコンサートが実現しました」と語る山本主任司祭。
ペルゴレージの“Stabat Mater”(悲しみの聖母)の演奏を聴きながら祈る…。
オルガン演奏は関口教会所属の青田絹江さん
南相馬市からの合唱団も加わって…
フォーレのレクイエム(死者の魂をなぐさめるミサ曲)は、他のどのレクイエムより静かで、心にすっとしみ込んでくる楽奏。相次いだご両親の死がきっかけになって書かれたといわれている。通常、レクイエムでは出てこない「天国で…」という章で締めくくり、肉体の死が訪れても、魂に永遠の生命があるということへのゆるがない信頼感がこの曲をかかせたとのお話を、指揮者の荒木泰俊先生が教えてくださいました。
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