お知らせ
2015年6月オルガンメディテーション
2015年05月15日
オルガンメディテーション
晩の祈りとオルガン音楽による瞑想
祈りのテーマ「救いの泉」
「喜びに心をはずませ、救いの泉から水をくむ」。このイザヤの預言12章3節の美しい言葉は、そのまま典礼聖歌となってカトリック教会でよく歌われていますが、その「救いの泉」とは、いったいどこにあるのでしょうか。実に、イエスの言葉がわたしたちをその「救いの泉」へと導いてくれます。「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい」(ヨハネ7・37)。「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない」(同4・14)。イエス・キリストご自身こそ、永遠のいのちに至る水をわたしたちに与える、まさに「救いの泉」そのものなのです。次回のオルガンメディテーションが、イエスの心に思いをはせ、救いの泉へと近づくひとときとなりますように。
日時・場所等
日時
2015年6月12日(金)19:00~19:45
場所
カトリック東京カテドラル関口教会
聖マリア大聖堂
入場料
無料 (オルガン維持のため、ご献金をいただければ幸いです)
演奏プログラム
前奏
- ジローラモ・フレスコバルディ:トッカータ 第5番(トッカータ集 第2巻より)
Girolamo Frescobaldi(1583-1643): Toccata Quinta dal“Secondo libro di toccate” - ニコラ・ド・グリニー:賛歌「いと高き御言葉」
Nicolas de Grigny(1672-1703): Hymne“Verbum supernum”
プラン・ジュ Plein jeu
フーガ Fugue
レシをディアローグで Récit en dialogue
トランペットのバス、またはクロモルヌのバスのレシ Récit de Basse de Trompette ou de Cromorne
後奏
- ルイ・ヴィエルヌ:月の光(幻想小曲集 より)
Louis Vierne(1870-1937):Clair de lune extrait des“Pièces de fantaisie” - マックス・レーガー:序奏とパッサカリア 二短調
Max Reger(1873-1916): Introduktion und Passacaglia d-moll
オルガン演奏者プロフィール
野口美香
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程修了。横浜みなとみらいホール・オルガニスト・インターンシップ・プログラム修了。各地のコンサートホールや教会でのソロ活動、オーケストラや吹奏楽団との共演、合唱の伴奏を行う。また近年、柳澤文子とデュオを組み、連弾でのコンサートも行っている。これまでにオルガンを酒井多賀志、池田泉、藤枝照久、三浦はつみ、志村拓生、早島万紀子各氏に師事。ローランド・ミュージック・スクール及びトート音楽院渋谷クラシックオルガンコース講師。日本オルガニスト協会会員。
- お知らせ
-