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2013年 3月オルガンメディテーション
2013年02月18日
オルガンメディテーション – 晩の祈りとオルガン音楽による瞑想
祈りのテーマ「主の死を思い、復活をたたえよう」
『一粒の麦、四旬節第5』
「一粒の麦は、落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」(ヨハネ12・24)。聖書にあるキリストの言葉の中でも、もっとも有名なものの一つでしょう。手元にある一般の辞書にも、「人を幸福にするためにみずからを犠牲にする人、またはその行為を指す」という説明が載っています。でも、一粒の麦とは何よりイエス・キリストご自身です。キリストは一粒の麦として十字架の上で死に、その結果、多くの実を結んだのです。そのことを一年の最大の祝日として祝う復活祭を間近にひかえて、ご一緒に瞑想のひとときをもてれば幸いです。
日時・場所等
日時
2012 年 3 月 8 日(金) 19:00~19:45
場所
カトリック東京カテドラル関口教会
聖マリア大聖堂
入場料
無料 (オルガン維持のため、ご献金をいただければ幸いです)
演奏プログラム
前奏
- J.S.バッハ (1685〜1750) - Johann Sebastian Bach
幻想曲 ハ短調 BWV562
– Fantasia in c - D.ブクステフーデ(1637〜1707)
– Dietrich Buxtehude
「ああ主よ、哀れなる罪人われを」BuxWV178
– Ach Herr, mich armen Sünder - J.S.バッハ(1685〜1750) - Johann Sebastian Bach
「おお、神の子羊、罪なくして」 BWV 656
– O Lamm Gottes,unschuldig
後奏
- A.ガブリエリ(1510〜1586) – Andrea Gabrieli
リチェルカーレ アリオーソ へ長調
- Ricercar Arioso in F - J.S.バッハ(1685〜1750) – Johann Sebastian Bach
『オルガン小曲集』より
– Orgelbüchlein
「キリストは死の縄目につながれたり」BWV625
– Christ lag in Todesbanden
「今日神の子は勝利の凱旋をなしたもう」BWV630
– Heut triumphieret Gottes Sohn
前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
– Praeludium et Fuge in G
オルガン演奏者:荻野 由美子 Yumiko Ogino
プロフィール:
神奈川県出身。東京芸術大学音楽学部器楽科オルガン専攻、及びデュッセルドルフ音楽大学卒業。オルガンを島田麗子、廣野嗣雄、J.ゲッフェルトの各氏に師事。帰国後はNHK-FM放送やサントリーホール、東京芸術劇場、横浜みなとみらいホール、石川県立音楽堂、東京カテドラルマリア大聖堂など、日本各地のコンサートホールや教会等においてソロ演奏を行う他、オーケストラ・アンサンブル金沢、東京パシフィック管弦楽団などと共演する。ソロ活動のほかオーケストラでのオルガン担当や室内楽、合唱団の伴奏等、幅広い演奏活動を行っている。また、レクチャーコンサートや講習会を通じてオルガンの普及教育活動にも力を注いでいる。
現在、カトリック碑文谷サレジオ教会オルガニスト、東京都北区北とぴあ、及び神奈川県民ホールオルガンアドバイザー、洗足学園音楽大学講師。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
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