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2012年5月オルガンメディテーション
2012年04月30日
オルガンメディテーション - 晩の祈りとオルガン音楽による瞑想
祈りのテーマ「聖母の月に」
カトリック教会には、5月を「聖母を敬う月」とするマリア信心の伝統がありますが、その心は、次の祈りの言葉に要約することができるでしょう。「神のお告げを信じ、み言葉を受け入れたおとめマリアは救い主の母となり、十字架のもとでイエスの最後の言葉を受け、キリストによって新しく生まれるすべての人の母となりました。また約束された聖霊を待つ間、使徒たちとともに祈り、祈る教会の姿を示しました。天の栄光に上げられたマリアは、旅する教会を母の愛をもって見守り、神の国の完成の日までわたしたちを導かれます」(聖母マリアの叙唱三)。聖マリア大聖堂で行われる次回のオルガンメディテーションが、聖母を想うひとときとなりますように。
日時・場所等
日時
2012年5月11日(金)19:00~19:45
場所
カトリック東京カテドラル関口教会
聖マリア大聖堂
入場料
無料 (オルガン維持のため、ご献金をいただければ幸いです)
演奏プログラム
前奏
H.L.ハスラー(1564–1612) Hans Leo Hassler
- トッカータ J.H.L 《トリノの写本》より
A.ガブリエリ(c.1533–1585) Andrea Gabrieli
- 第12旋法によるリチェルカーレ
《4声のマドリガルとリチェルカーレ集(1589)》より
G.カヴァツォーニ(c.1525–c.1577) Girolamo Cavazzoni
- 賛歌「めでたし、海の星」
後奏
作曲者不詳 Anonimo
- 「めでたし、海の星」 《ファエンツァの写本(15世紀)》より
G.B.マルティーニ(1706-1784) Giovanni Battista Martini
- 聖体奉挙 《死者のためのミサ》より
C.ジャヌカン(c.1485–1558) Clement Janequin
- 鳥の歌
M.ヴェックマン (1621-1674) Matthias Weckmann
- 第2旋法によるマニフィカト 全4節
オルガン演奏者:水野 均 Hitoshi Mizuno
プロフィール
東北学院大学経済学部経済学科卒業。国立音楽大学器楽科オルガン専攻を首席で卒業 矢田部賞受賞。同大学院音楽研究科器楽専攻修了。ミラノ市立音楽院古楽器科に留学。東京藝術大学音楽学部大学院音楽研究科後期博士課程修了。博士号(音楽)取得。オルガンを廣野嗣雄、吉田實、L. ギエルミに師事。
日本国内はもとより、ヨーロッパ各地においてソリストとしての演奏活動、またオーケストラ、室内楽、合唱との共演など活発に行っている。2002年SACD「アーレントオルガン at カザルスホール」をリリース、2010年CD「バッハ at カザルスホール」をリリース。各紙で非常に高い評価を得た。
桐朋学園大学音楽部門古楽器科講師、盛岡市民文化ホールオルガン・アドヴァイザー。日本基督教団早稲田教会オルガニスト。日本オルガニスト協会会員、日本オルガン研究会会員。
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