お知らせ

主の祈り

2019年07月27日

三田助祭

[福音 ルカ 11:1〜13]

主の祈りは御父の御旨にかなう祈りと保証されています。お願いすることが漠然としているので御父がわたしたちにとって一番良いものをくださることができます。

「父よ、御名があがめられますように」

イエスを信じ、洗礼によって再び生まれ変わったわたしたちは、神の恵みによって神の子にしていただいたことを感謝しながら「父よ」と神のことを呼ばせていただくのです。

「御国がきますように」

神様はこの世を天国の様にしたいのです。この国を天国みたいにすることを手伝わせて下さいと願います。

「わたしたちに必要な糧を毎日与えてください」

本日必要なものを今日ください。明日必要なものはあなたが明日くださることを信じます。霊的に考えれば日々の糧を願うときに御聖体を願うこともできます。

「わたしたちの罪を赦して下さい」

洗礼によって聖とされたわたしたちは、毎日罪を犯します。わたしたちは毎日聖化される必要があります。わたしたちは罪人であることを忠告されることは何と有益な神のはからいでしょうか。わたしたちがいつまでも聖なる状態にとどまるように願うのです。

「わたしたちも自分に負い目のある人を皆赦しますから」

この祈りのおかげでわたしたちは自分に負い目がある人を赦さなければ神から自分を赦されないことを知ります。

「わたしたちを誘惑に遭わせないで下さい」

悪魔の誘惑は毎日、いつでも来ます。わたしたちに誘惑を強く跳ね返す力をください。

忍耐強く御父にお願いして一番良いものを神から頂けるようにいたしましょう。

三田一郎 助祭