お知らせ
裏方の母聖マリア
2016年01月16日
何事においても、裏方の存在が不可欠です。パーティ一も裏方なしではなりたちません。。カナの婚礼でもそうでした。
ヨハネの福音書(2章)は伝えています。「ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。」
その地方の当時の婚宴は時には何日も続くことがあったと言われています。カナの婚宴でぶどう酒がなくなってしまったのは、夜遅くだったのでしょうか。お店に買いに行けるような時間ではなかったようです。
お手上げになってしまった裏方たちは、聖母マリアに泣きつくしかなかったのでしょう。しかし、彼女はただイエスを信頼するように言います。そして、裏方たちは命じられたとおりにしたところ、絶体絶命のピンチは回避されました。
イエスの栄光は、裏方の働きを通して表されました。聖母マリアは今も裏方とともにおられます。「裏方の母聖マリア、われらのために祈りたまえ。」聖マリアの連願にそう付け加えたいくらいです。
山本量太郎神父
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