お知らせ
私たちの糧をお与えください
2013年09月28日
年間第26主日
主の祈りの中でいちばん多く繰り返される言葉は「私たち」(原文では9回)。そして、最も重要な単語の一つも「私たち」です。それは、主の祈りを一人で唱える時も「私たち」を「私」にけっして置き換えることができない、ということに端的に表れていると言っていいでしょう。
主の祈りの中でいちばん多く繰り返される言葉は「私たち」(原文では9回)。そして、最も重要な単語の一つも「私たち」です。それは、主の祈りを一人で唱える時も「私たち」を「私」にけっして置き換えることができない、ということに端的に表れていると言っていいでしょう。
今日の福音に出てくる、自分の家の門前にラザロという貧しい人が食べるものもなく横たわっていた、という金持ちの話は、けっして他人事ではありません。今日の私たちに「私たち」とはだれかを厳しく問いかけ、「私たちの糧をお与えください」と心を込めて祈るよう呼びかけているのではないでしょうか。
山本量太郎神父
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