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信仰とは
2013年08月10日
ヘブライ11:1
遠藤周作は「信仰とは99%の疑いと1%の希望」だと言っています。数字は定かではありませんが「信仰とは疑いと希望」には一理あると思います。神様はわたしたちに自由意志を下さいました。ですから神の言葉を疑うことも出来るのです。イエスについて行くとは、なるべく疑いの数字を小さくし、希望の数字を大きくすることかも知れません。そして自分では無理と思うときは神にお願いするのです。
今日の朗読のテーマは「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです」です。
神様は御旨にかなうわたしたちの望は必ずかなえて下さいます。自分の心の中を探って下さい。何か「確信できる望み」が隠れていませんか。「神様、心の中の疑いを取り除いて下さい」とお願いするのはいかがでしょうか。このことを強く心の中で願って下さい。そしてしばらく待つと、あなたは変わった自分に気付き、「あ、神様がわたしの祈りを聞いて下さった!と見えない事実を確認します」。あなたの心の中は感謝と喜びで満ち溢れるでしょう。
そしてだんだん望みを大きくしていきます。今は信仰年の中の平和旬間中です。信仰の中で世界の平和のために祈りましょう。三回も被爆したわたしたちが核のない平和な地球のために祈りましょう。塵のように小さなわたしたちでも大勢で祈れば天に届くでしょう。
三田一郎 助祭
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