お知らせ
収穫は多いが働き手が少ない
2013年07月06日
(年間第14主日)
有名な「種蒔きのたとえ」がある。その福音をミサで聞くとき、その前にアレルヤ唱で「種は神のことば、まく人はキリスト」と歌う。種をまくのは何よりもまずキリストである。私たちもそのお手伝いを少しはするかもしれないが…。むしろ、私たちは「収穫のための働き手」として招かれている。「収穫は多く、働き手は少ない」のである。
かつて12人を選び、さらに72人を派遣したキリストは、今も私たちを収穫のための働き手として遣わそうとしておられる。そして、もっと働き手が増えるように祈りなさい、と命じておられる。
この日本にも、種はすでにたくさんまかれ、いたるところでその実りも始まっている。自分の種をまくのではなく、神の種の収穫の働き手となれますように。
山本量太郎神父
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